時間がある内に!
現場が落ち着いているので
ブログを一気に上げていきます!
それでは前回の東京出張レポート、飲食店編です。
コインランドリー巡りの間、視察で食事に行きました。
前回東京に行ったのが2,3年前ほどになるのですが
その時も勿論色んなお店に行きました。
有名なカフェや美術館、とにかく町中でピンとくるものがあれば
ひたすら写真をとったり、モダン建築について調べてみたり。。。
ですが今仕事を始めて、現場に出るようになり、仕組みを知った状態で行くと
視界が一気に広くなりました。感覚が全然違います。
「なんかかっこいい」「いまいちかっこよくない」
という曖昧な感想ではなく、
「○○はどういう意図なんだろう」
「ここは良いのにここは○○だと綺麗なのにな」
細部も見えるようになり、
なぜこのデザインが採用されたのか
さらに自分だったらどうするのだろうか
問いかけることができました。
デザインに正解がないからこそ
人が集まる事で正解を証明できますよね
結果として、その選択が人の満足度に繋がれば大成功です!
デザインすることがいかに自由であるか
実感できた東京出張でした!
では、飲食店編では5軒紹介していきます!
1軒目
THE APOLLO @銀座
ランチは銀座のアポロへ。
本当に良かった。 かっこよくて一瞬で虜になりました。
写真で見るよりカジュアルな印象に感じました。
東急プラザの最上階なだけあってとても優雅。
グレーを基調としてるのにのっぺり感がなく、
かといって無機質で冷たく感じることもなく
私の年齢で利用するにはまだ「大人の空間」
ピンクのラインで抜けができて、
たった一本の線が 空間を彩る機能をもつことに衝撃を受けました。
オレンジがかった サーモンピンクのような色味はとても上品
赤でも無く、青でも無く、黄色でも無く、ビビッドなピンク でも無く ...
この色であるべき理由を知りたいですね。
一瞬しか覗けなかったが、大きなカウンターと その後のキッチンには心を惹かれた。
このキッチンから どんな料理が出てくるのかワクワクした。
飲食店の 最大の目的である「食事する楽しみ」を五感で味わうことができました。
また、働く人の余裕のある接客、料理への自信も伝わってきて
ギリシャ料理という身近でない料理にも抵抗がなくなり
しっかり味わえた理由の一つだと思います
2軒目
押競満寿 @渋谷区
コンセプトがはっきり見えていると、その世界観に入りやすくなる。
行灯、屋台、文字の色、フォント、照明や色使いにこだわりを感じますね。
台湾屋台朝食は聞いたことも見た事もなかったが、
勝手に「あ~こんな感じなんだ」とすり込まれる感覚がありました
(それらが正しいか否かは別として)
個人的には、キッチンに使用済みのふきんが干されている景色が
なんともいえず雰囲気があるなあと思った。
いかにグラフィックや視覚で料理を味わうテンションを作れるかは
デザインとしていかに重要な機能であるか改めて考えさせられました
3軒目
ピポンペン @渋谷区
ベトナム大衆食堂のピポンペン
ピンクが鏤められた とてもワクワクする空間だった。
(流石に本場のベトナム食堂は趣があることは分かった)
押競満壽と同様に メニューを手書きで書かれていたり、
壁面のお皿を 手作りして固定してあったりと、
手作業が伝わる空間が好きだと言う事に気づけたし、嬉しい気持ちになります。
色とりどりのお皿や、水滴で離れないプラスチックのコースターも
食事を楽しむデザインの1部になっていました。
食器そのものはチープでも、抜かりないこだわりは 相手に絶対伝わりますね。
おすすめは台湾枝豆と手前の。。。ナムルかな?
少量ずつみんなでシェアできて、味も美味しかったです!
4軒目
創和堂 @恵比寿
初めての創和堂は忘れられないお店になった。
ファサードの シークレット感、店内までの薄暗い通路、入ると席はほぼ満員
進めば進むほど印象の変わる不思議な感覚が。
窓側のカウンター席に座ったのですが、中央のカウンター席とは違った雰囲気が。
お互いの顔がよく見え、会話のが弾みました。
メインのキッチンに立つ料理人の方が本当に素敵で、いつまでも 見ていられた。
料理は人が作る物で、作る人が輝けるキッチンは 本当に魅力的だと思う。
限られたスペースで数人が調理を 行えるような設計ができるよう勉強していきたい。
料理もとても美味しくて、是非次は中央のカウンターで食事したいです。
5軒目
小野木
入って目の前に現れる木の根っこのインパクトが強烈!
小野木といえば ... な存在感は嫌いじゃない 笑
写真でみた印象だと 静かな感じがあったが、予想よりも会話を楽しめる空間だでした。
男女比は半々ぐらい。カウンターの後ろに荷物を置ける什器があり
足下に置く必要が無くとても良いです!
トイレも綺麗で照明が 面白かったですよ。
価格帯が上がって、それに伴い年齢層も上がりました。
それでも女性同士や仕事帰りの大人達で超満員になるのは
料理の美味しさも勿論ですが、大人にとっての特別なお店であるのではないのでしょうか。
「いつもより贅沢をしたいけど、 堅苦しいのは ... 」
という人にとって小野木は魅力的なのでしょう。
以上、2回に分けてのレポートでしたが
如何だったでしょうか。
東京ってやっぱりすごい、というか広い!
可能性の宝庫ですね。東京って。
そして小野木を出た本田は
無事帰りの新幹線に乗る事ができ、帰宅し、そのまま寝ました笑
さすがに日帰り東京は疲れもありましが
とっても楽しかったです!
次回はもっとサーチした上で行動できたら
いいなあ。。。笑
ということで、東京レポート終わります!
引き続き現場いってきます!
ALPHONSO 本田
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