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執筆者の写真ALPHONSOの仲間達

坂を登ると




今回はベネッセハウス編です







地中美術館から大雨の中歩いてベネッセハウスに向かうことに




ってめちゃくちゃ遠い!20分ほど歩いていたようです

何がしんどいって登り坂なんですよね...



途中、リーウーファン美術館もあったのですが

鑑賞する余裕もなく、外のアーチを拝んで退散しました






そこからまた、リーウーファンからもまた歩き、ひたすら歩き

「誰も歩いてないじゃん笑」などと談笑しながら

ようやく辿り着いたのは







(?)







ベネッセハウス、さらに坂を登らせてきました。




欲しいもの(ベネッセハウス)への対価交換なのでしょうか(絶対に違う)














みなさまお待たせいたしました


ベネッセハウスミュージアムです




入場券をもらい、館内説明を受け

一部を除き写真撮影が可能と聞き大歓喜





ベネッセハウスに訪れた人間が

最初に撮るであろうこのアングル









ああ、ときめきが止まらない。。。





なんて美しいRのスロープ


なんて贅沢な空間なのでしょうか





滑らかなRのスロープの下に見える人が

あまりにも小さく見え




同じ人間がこんな壮大な物を作ったとは到底思えません





ゆっくりとスロープを降りると


一つのアートが



「100生きて死ね」by ブルース・ナウマン









100の生と100の死




私にとってあまりにも強すぎるメッセージでした




学生だった頃、


毎日何も悩みがない顔をしながら死にたいと思ったことも

辛く苦しみながら死んでたまるかと思ったこともありました

色んな友達と死生観を語り合ったこともありました



私はこれを見た時、今死んでもいいな。と思いながら見ていました


色とりどりの光と、死を肯定してくれているかのような生きろという言葉

私が死にたいと思うことも、それでも生きたいと思うことも、認めてくれているようで

どんな励ましの言葉よりも響いたのでした












寝ている時、話している時、愛している時、泣いている時、考えている時、笑っている時


どんな時も死は唐突に訪れ

だからこそ生きている瞬間が尊く思えます



この作品は、今必死に生きている多くの人間を救済しているのでしょうね









屋外展示の天秘





これもベネッセハウスに来たかった理由の一つ







あいにくの雨だったので中から見るだけでしたが




フォルムがたまらなく可愛い




あの大理石がこんなにも丸くなるんです



人間がなぜ曲線に惹かれやすいのかという理由の一つに

人間に曲線が多いからというのを聞いたことがあります



人間が本能的に安らぐ形状なのですね










これは作品とは違いますが


変わったフローリングに目が行きました








色も絶妙に違うし、なんだこのフローリングは





正直意図がわからなかったので


ここはノーコメントで








次回は待望の豊島美術館へ














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